誰でも名前は知っている作家ですな。なんか選出基準がネームバリューに頼ってるみたいで嫌ですけど、そんな気分が災いしてずっと積んでいた一冊です。芥川はそんな好きでもなく嫌いでもなくって感じ。こういうと、「なんだオメー全然本読めないんじゃねーか」って感じがするけど、ま実際成熟した読書家ではないのでね。その通りだと首肯するしかないですな(笑)
ちなみに短編集です。始めの2編読んでキツイなと思ってしまい、全然進まず。気分を変えようと終盤に収録されている随筆から読んだりした。
なんか文語チックな文体のやつはわかりにくいし、難しい単語とかもやたらあってそこが鼻につくし、おまけに角川の注釈自体があまり好きじゃないのもあって、嫌でしたね。楽しめるところもあるんだけど、今の時代じゃ万人の支持は得られないかもね。でも、「じゃあお前これより面白いもの書けよ!」といわれたら無理ですけどね。ま、達人じゃなくても評価なんてのは出来るわけで……。
ま、特には勧めません。なんか今日意地悪だな。
・表題の「藪の中」は簡単に言うと、一つの事件が人によって見方が違うという話。なんか現実の事件でも、目撃者によってちぐはぐな情報がでてくることがあるってのはありそうな話だなと思ったり。
・なんか異教の神系の話も多かった気が。って「アグニの神」と「神々の微笑」だけか。ファンタジー系も書くんですな。ま、古典原案のも多くて、その予備知識があればもうちょっと楽しめるのかも。
・使用テキストのカバーイラストは天野嘉孝。生首持ったラミア?(下半身蛇女)って感じの絵ですな。どうみてもファイナルファンタジーに出てくるような容姿。まあ、デザイン同じだからね。でもデザイン同じだからといって、ガッチャマンとかヤッターマンには出てこなそうな感じなんだよな。
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